西穂高登山

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西穂高に登るには、大抵は西穂山荘に一泊し、朝から山頂へアタックする。
山荘に泊まるということは、夕日も朝日も拝めるのだ。

西穂山荘までは新穂高ロープウェイを使い、登山を開始してから2時間程度だったろうか。
割と山荘には早く着き、ゆっくりと夕日が沈むのを眺めていた。
夕食まではまだ時間がある。

夕日の沈む先には、立山や白山が見えていただろうか。
暖かいコーヒーでも飲みながら、携帯をいじることもせず、
ただ時間が過ぎていった。
何もすることがないというのは、それだけ新しい何かを感じることがある。
山で夕日を見ていて、私は人生の終わり方について少し考えた。

山で見る朝日をご来光と持て囃すが、夕日にも特別な名前があってもよいのに。