ドライブ・ツーリング

国道413号 道志みち

相模湖・津久井湖から道志村を突っ切り、山中湖へと抜ける道志みち。ツアーガイドにはそこまで乗っていないように思えるけれど、関東で最もおすすめの道の一つ。 道志川に沿って渓谷の中を走る道。渓谷を走る道の中でも、川との距離が近く、どこで止まっても…

国道472号 飛騨せせらぎ街道

道の名前は旅の雰囲気を醸し出す大事な要素。国道257号、国道472号、岐阜県道73号と跨る「せせらぎ街道」は名前を聞くからに清々しい気分になれる道。そろそろ梅雨が来る…夏が来る…段々じめじめとしてくるこの季節だからか心惹かれて行ってみた。 横を流れる…

瓶ヶ森林道 UFOライン

高知県と愛知県の狭間を走る、瓶ヶ森林道。別名UFOラインともいうらしい。どうしてUFOになったんだという疑問を調べる間もなく通過した。5月にもなれば四国の渓谷の緑の豊かさと比較して、石鎚山近くのこの地は標高も高く結構寒く、緑もまだまばらである。車…

California state route 1, Shoreline Highway III

カリフォルニア州道1号線からの風景。海岸線から少し入れば高原のような涼やかな景色が広がった。サンフランシスコから北側、マリンカウンティの辺りはカリフォルニアらしからぬ湿った風を感じられる場所だ。 Tomares, California

三方五湖レインボーライン

春先の福井は花粉か黄砂かで霧がかかったかのよう。まだ肌寒いし、通行止めの道もまだまだあるが、徐々にツーリングする楽しみを思い出す季節。まだ人も多くない。三方五湖レインボーラインで登る山頂公園からは日本海、若狭湾、三方五湖群が一望できて改め…

百万石通り

厳しい自然ほど、時にありのままの美しさにはっとさせられる。豪雪は生活には厄介になりやすいものだが、少しの遊び心があれば景観美となる。雪の景観で好きなものの一つが兼六園で、その向かう道、百万石通りの雪吊が美しかったのが印象に残った。百万石通…

国道134号 湘南のみち

この頃になると、少しだけ日が長くなりつつあるのを感じる。少しだけ長くなった一日の時間を、ロスタイムのように何かしたいと思い、国道134号線の海岸線を歩いていた。江の島が見えようとする頃、先には富士山のシルエットが大きく見えた。なんだか少しだけ…

国道161号 西近江路: 樹氷のみち

国道161号を使い、敦賀から琵琶湖方面へ向かい、追坂峠を越えようとしたときだった。琵琶湖と言えば既に関西で、北陸よりかは暖かいはずだと決めつけていたのだが、ところがどっこい、敦賀から南下すれば南下するほど雪深い。 そうか、日本海側から内陸へ向…

首都高速11号台場線 レインボーブリッジ

正確には、レインボーブリッジを並走する、歩行者や自転車用のレインボープロムナード。ゆっくり風景を見るのも良い。バイクでもそうだけれど、自転車で走ると体が冷えるのが辛い季節。

国道304号 雪のみち

雪の降る日、躊躇いながらも国道304号に入った。国道304号は石川県金沢市から富山県南砺市を結ぶ国道。全区間もそこまで長くなく、普段はのどかな田園風景が広がる穏やかな道なのだが、雪のこの日は記憶から忘れさせない道へと変化した。奥に入れば入るほど…

国道18号 碓氷峠 #5: カーブの数を数えて…

碓氷峠を走ってて楽しくなるのが、カーブの数をを数えること。ご丁寧にカーブ毎にカーブ番号の標識があり、飽きさせない。この手の標識では、いろは坂のカーブ毎の「い・ろ・は・に…」標識が特に有名かもしれないが、北関東の峠道にはこのカーブ番号標識があ…

国道18号 碓氷峠 #4: この先を曲がれば…

曲がりくねった道を登る。坂道も紅葉に囲まれていて、目を奪われる。落ち葉やカーブにも気を付けないといけないけれど、紅葉を見ていて完全に注意力散漫になる。 上に行くほど紅葉は進み、風に吹かれ葉が舞う中を走るのは気持ち良い。

国道18号 碓氷峠 #3: めがね橋

いよいよ本格的に碓氷峠を登り始める。上に進むとともに、紅葉の色合いが鮮やかになっていくのがわかる。曲がりくねった道を進むと、カーブ33の標識とともに、碓氷峠のシンボルともいえる、めがね橋が見えてきた。正式名称は、碓氷第三陸橋なる無機的な名前…

国道18号 碓氷峠 #2: 碓氷湖

碓氷峠の麓、鉄道文化むらのあるところで国道18号、中山道に入る。一気に交通量が増え、賑やかになり始める。街中から少し離れたころに、碓氷湖に到着した。紅葉が真っ盛りで、ハイキングを楽しむ人、写真を楽しむ人で賑わう。自分も時間さえあればハイキン…

国道18号 碓氷峠 #1: 高岩、ここから始まる

碓氷軽井沢ICを下りるとすぐ、紅葉と山の風景が飛び込んで来た。登坂車線、ひんやりとした空気、峠の釜めしの案内…旅に来たのだが、心の準備をする間もなく不意を突かれて旅に突入した気分だ。写真向こうにそびえ立つのは高岩の雄岳と雌岳。山ではなく、岩に…

茨城の道を行く #4: 袋田の滝

竜神峡から更に茨城県道33号を北上し、奥久慈へと向かう。日がどっぷり沈み始めてしまった頃にやっとこさ袋田の滝に到着。華厳の滝、那智の滝とともに日本三名瀑に挙げられるという袋田の滝。夜でも滝がライトアップされていて、不思議な新しい味わいがあっ…

茨城の道を行く #3: 竜神峡

大洗から更に内陸に入り、県道33号、常陸太田大子線を北上する。景色は一気に海岸風景から渓谷風景へ。自然の中をほどよく走った頃に、竜神峡についた。写真は竜人大吊橋。竜神ダムを掛ける橋なのだが、長い! 見晴らしも最高だった。風がひんやりしていたが…

茨城の道を行く #2: 瓦礫の山

太平洋の海岸線から少し奥に入り、人気のない所を通ると、瓦礫の山に目が留まった。瓦礫自体はみえなくとも、大型トラックが出入りする入口がいくつもあり、処理施設が多いように感じた。人間活動の影の部分を見たようだ。これもまたツーリングなり。

茨城の道を行く #1 大洗海岸

関東の中でも茨城県はツーリングルートが未発掘だった。目的地もはっきり決まらずとりあえず鹿島から海岸線を北上していたところ、見晴らしの良い海岸が現れ、足を止めたのが大洗海岸。原発事故もあったので一時はこの辺りの海岸もどうなることかと思ったけ…

国道292号 渋峠

群馬と長野の県境、渋峠。観光で賑わうこの峠も、日が沈めば静寂と霧に包まれる。ほんの先も見えない… (Scene 58: 渋峠の風景)

国道36号 すすきのネオン

すすきの交差点。ネオンが眩しい。統一性も何もないんだけれど、それがまた良い。 (Scene 57: すすきのネオンの風景)

ビーナスライン

中央道、諏訪ICを降りればビーナスライン。蓼科、霧ケ峰、八ヶ岳、白樺湖、美ヶ原と、高原地帯を駆け抜ける道。個人的には、とくにかく見晴らしが良い道で、主観で言わせてもらえば日本で一番「爽やかな道路」なんじゃないかと思う。涼やかな高原の空気と風…

国道249号 白米の千枚田の光景

日本海側の出っ張り、石川県の能登半島。その先っちょに到達しようかという輪島市で出会った白米の千枚田。私が挙げる能登半島の好きな光景として欠かせないのが、千里浜なぎさドライブウェイと、この白米の千枚田。日本海から吹く風は強いけれど、それもこ…

国道361号 美女街道

岐阜の朝日村方面から高山市中心に抜ける際に、いつも気になる名前の道がある。その名は、「美女街道」。交通量も多くはなく、まろやかなワインディングの良い道なのだが、辺りを見回しても美女というか、そもそも人がほぼ見当たらない。この地に昔は美女が…

大里比企広域農道

Scene 50: 大里比企広域農道埼玉は熊谷まで行き、東京方面へ戻って来ようという時だった。また広域農道を発見し、時間的に余裕があったので寄ってみることにした。この大里比企広域農道は熊谷から比企郡まで続いていて、やはりバイパス代わりに使われること…

東総広域農道

Scene 49: 東総広域農道 / Toso wide-area agricultural road 東京方面から千葉、銚子の犬吠埼に向かい、東へ東へと旅をしていた時のこと。高速も国道も走るのに飽きてきた頃、道の駅多古を過ぎた辺りで、この東総広域農道にいつの間にか入っていた。辺り一…

国道238号 オホーツクライン

Scene 47: 国道238号オホーツクラインツーリングの聖地ともいえる、夏の北海道。知床から稚内に向かいオホーツク海沿いのただただ長い道を走る。網走、紋別を越え、日が暮れてくると、道路端を示す矢印が点滅しだす。(写真ではトンネル先に小さくしか見えま…

奥多摩周遊道路

奥多摩周遊道路(東京都道206号) 東京都、唯一の村である檜原村に繋がる奥多摩周遊道路。ツーリングで有名なところだが、走り屋さん達が集まることで有名でもある道。入口の安全啓蒙があまりにも賑やかで、安全を意識しながらも、却ってこの先快適な道が…

嬬恋パノラマライン

群馬と長野の周りには良い道が多くて、ビーナスラインも、志賀草津道路も、万座ハイウェイも、碓氷峠も好きなのだけれども、自分の一推しなのは嬬恋パノラマライン。 北ルート入口から始まる、どことなくひっそりとした森を抜け、見渡す限りに広がるキャベツ…

国道360号 越中西街道

岐阜県、飛騨高山から富山へ向かう道中、国道471号を北上し、河合町で360号へ乗り継いだ所でバイクを降り、景色を眺める時間を過ごした。 国道360号に入るため河合橋を渡った途端、雰囲気が変わったことに気付いた。長閑な田園風景自体はよくあるものだが、…