千畳敷カール

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うだるような暑さの季節には、高原に人気が集まるのはよくわかる。
私も涼を求めつつ、高原の雄大な自然を感じたく駒ケ根の千畳敷カールに行った。
畳を千枚敷けるような広さのカールに圧巻。
高原では霧が度々辺りを包み、視界良好とはいかなかったものの
霧に包まれた時に訪れる、光と音の静寂に心の安らぎを得た。

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遠目に見ているときは遥か彼方に見える山頂も、
一歩一歩進んでいくという行為は力強く、
あっという間に昔の自分がいた場所が遠くに見えることに気付く。
山頂を見るのも、振り返るのも、未来や過去の自分の居場所を見るような
時間の流れを感じられる。