国道152号 兵越峠

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新東名を浜松浜北で降り、国道152号をひたすら北上した。
天竜川を沿った道は人通りも少なく快走区間だ。
やがて青崩峠へと向かう道で通行止めとなり、ヒョー越林道という歴史がありそうで
軽い名前の林道で迂回し、兵越峠を越え、長野に入った。
鬱蒼とした、対向車のない狭い道を黙々と走っていたのだが、
兵越峠を越えたところから光が差し込み、南アルプスの山々が目に入ってきた。

バイクでも黙々と走っていると、自分の思いが巡りはじめ、自分と対話をしている
ような気分になる。ジョギングと同じだ。パッと明るい山々が目に入ってきたように、
自分の悩みにもある時パッと光が差し込むことがあるだろう。

伊吹山

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伊吹山から琵琶湖を望む。
7月に入り、夏本番。いやというほどの湿度と暑さに襲われる。
同時に今にも降り出しそうな雲。
日が沈むころ、雲の晴れ間から柔らかな日差しがあふれていた。
四季折々、心地よい季節も、不快に思いやすい季節もあるけれど、
季節に寄り添いそれぞれを楽しむ心のゆとりが欲しい。

梅雨の道 国道157号 温見峠

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国道157号線の岐阜と福井の境目、温見峠付近は開通しているのが珍しい位の閉ざされた国道。
入る前の岐阜県本巣市でガソリンスタンドに寄ったところ、
地元の方に「この先進むんか?何もないよ、やめたほうがいいよ」、と止められた。

何もない道は言い換えれば自然豊かな道なのだあり、私はそういう道が好きなのだ。
峠に踏み入れると、この季節柄、周囲はより一層と緑が映えているように感じた。
157号名物、洗い越し(川が道を交差し流れること)も勢いが増しており、
本格的な梅雨の季節に入ったことを感じた。
週末の天気を気にしながら過ごす季節です。