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旅立ちの光景

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羽田空港の深夜便で日本を旅立つときのこと。
真夜中のフライトを待ちながら、展望デッキで一人の時間を過ごす間、日本を離れることに思い耽る。
例え新しい地が待っていようとも、すぐ帰ってくるようなときであれ、
日本を離れる時はいつもしんみりするものだ。

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そんなセンチメンタルな気持ちを、夜景が穏やかにしてくれる。
飛行機が発着陸を繰り返す様子を見ながら、途方もない別れと出会いの数を想い起こし、
これは無数にある出会いと別れの一つなんだ…
繰り返す、繰り返す過程の一つに過ぎない…なんてね。

f:id:route99:20140921164547j:plain東京ゲートブリッジが見える…
滑走路に散りばめられた誘導灯の明かりをなぞる間に時は過ぎる。
こうして心を紛らわせていると、あっという間に旅立ちへの猶予時間は終える。
この短くて長いような時間と過ごす光景は記憶に深く刻まれる。

(Scene 54: 旅立ちの光景, 東京都大田区)