国道361号 美女街道

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岐阜の朝日村方面から高山市中心に抜ける際に、いつも気になる名前の道がある。
その名は、「美女街道」。
交通量も多くはなく、まろやかなワインディングの良い道なのだが、
辺りを見回しても美女というか、そもそも人がほぼ見当たらない。
この地に昔は美女が多かったのだろうか?はたまた美女の伝説があったのだろうか?
そんな不思議に思っている間に、名前の由来に触れられる史跡等は存在せず、高山まで抜けてしまう。

今になって調べてみると、この国道361号の旧道区間の木曽街道に美女峠という峠があり、
そこにこの名は由来しているるようだ。
その美女峠には、八百歳を超えてもなお若々しく目も覚めんばかりの美女の尼が住んでいたそうな。
なるほどね。今度は木曽街道側も通ってみようかな。

美女街道という名前を聞くと、美人がいるのかと見回してしまう自分。
昔見かけたこの看板を思い出した。

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この先山道カーブ多し 美人はいない キョロキョロするな。
この看板が却って気になるというのに。
(Scene 51: 国道361号 美女街道の光景、岐阜県高山市)