国道157号の福井と岐阜の県境、温見峠。
福井県大野市から国道157号を沿って進み、岐阜県との県境である温見峠の手前で立ち止まる。
国道157号は石川県金沢市を起点として賑わいの中を通る道であるものの、
福井、岐阜へと続く道は「酷道」として一部のマニアに知られている味わい深い道。
私もそんな157号のギャップに魅かれた一人である。
気付けば一人、携帯は圏外と電波も届かぬ場所にいる。
バイクのエンジンを切れば静寂のみが漂う時間が流れる。
3桁国道と言っても157号という番号はまだ若い方ではあるが、この寂れようはどうしたものか。
折れ曲がった国道標識がこの場所がどういう場所なのか、物語っている。