首都高速湾岸線
どんよりした曇り空というと、漠然と暗い意識が湧いてくるが、
空のキャンバスに雲が描かれていると思うと、飽きさせない。
不透明雲の隙間から射す太陽の光が、雲の陰影を浮き立たせて
やっぱり雨が降りそうとか思いながら、道を進んでいた。
竹林の小径
もう9月も終盤に近付きつつあるが、熱さはもう少し続きそうだ。
雨の多いこの季節だからかもしれないが、京都に行って感じるのはじっとりとした湿度。
あえて実際に京都の湿度が高いのかどうかは調べない。
なんとなくじっとりと感じる京都と、その気候と向き合う風情が好きなのだ。
竹林の小径に入ると、熱さが和らぐ。
木漏れ日が眩しい。
心が落ち着く。