Scene of chemical plant
タワーに登って、工場夜景を望んだ。
心なしか、空が明るい。夕陽のような赤みで空が染まっていた。
莫大なエネルギーが生まれ、消費されゆく過程を見ているのだ。
Cherry blossom road
4月の新しい環境をお祝いしてくれる気持ちになるが、
すぐ現実に戻る寂しさを感じる。
snow road
雪がしんしんと降る薄暗い道。
車の跡も、人の気配も、太陽の光も、すべてをかき消してしまう、怖い暗さがある。
このまま自分がじっとしていたら、雪に埋もれ全て忘れてしまいそうな焦りが生まれる。
黒い部分が大部分を占める写真はうけないというけれど、
自分はこうした影のある、鬱蒼とした写真が好きなのだ。